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『わが子は殺人者』ほか創元旧社・非厚着本４冊揃い　創元推理文庫（※『赤毛の男の妻』『リトモア少年誘拐』『大空の死』）

『『わが子は殺人者』ほか創元旧社・非厚着本４冊揃い　創元推理文庫（※『赤毛の男の妻』『リトモア少年誘拐』『大空の死』）』はYahoo!オークション(旧ヤフオク!)でみらいじまから出品され、233の入札を集めて2025-02-03 07:22:21に、3570.00円で落札されました。即決価格は3570.00円でした。決済方法はYahoo!かんたん決済に対応。東京都からの発送料は出品者(みらいじま)が負担しました。ＰＲオプションはYahoo!かんたん決済、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、送料無料、新品、即買でした。

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1961年・初版カバーこの時期の刊行物としては割合に美観を保っています『わが子は殺人者』整理番号261『赤毛の男の妻』整理番号262『大空の死』整理番号264『リトモア少年誘拐』整理番号265（抜け番号『ダブル・ショック』整理番号263は旧社カバー本ではありません）※東京創元社が旧社時代に一旦倒産する寸前のタイミングで『女魔術師』ほか11点の厚着本を出したことは、よく知られていますが、一方でそこから間髪置かずに今度は厚着仕様ではない「カバーだけ本」が４タイトルのみ同じく旧社末期に刊行されていることは、意外に知る人の少ない事実のようです。後の新社時代に刊行を再開した際の新社・初期カバー本と違って、（厚着本のそれと同様）表層にビニ・コーティングを施された、この時代のものとしては非常に贅沢な造りのものです（つまり、後の新社初カバー製作に際して、創元新社は旧社時代のものよりも、グレードを落としているんですね）。そして、そのために嵩んだ製作費が、当時すでに経営の傾きつつあった創元旧社に更なるトドメを刺す一因になったとも言われる曰くつきの４冊でもあります。同じ旧社カバー本である厚着本のカバー背表記が「東京創元社」となっていたのとは違って、後の新社カバーのそれを先取りする形で「創元推理文庫」表記になっているのも、これら４冊の特徴。※『赤毛の男の妻』のカバー背色は最初からピンク色であり、それは表紙イラストの風車の羽根と同色ということです。ですから画像の品は背ヤケ褪色しているわけではなく、刊行当時の原色を保っていることになります。また、このピンク色インクは非常にヤケ褪色をおこしやすく、そのため一見白背のようになってしまった『赤毛の男の妻』をよく見かけますが、その意味からも原色を保っている本品はかなりレアな保存状態をとどめた並上品ということができます。...

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