【ゴールデンウィーク特別放出品2】【ex.Panczner】【コレクター放出品】メキシコ プロアニョ鉱山産 濃紅銀鉱/ルビーシルバー 鉱物 原石

先週に引き続き、ゴールデンウィーク期間中に赤系鉱物を中心の品質の優れた鉱物を揃え、ゴールデンウィーク特別放出品2を出品させて頂きます。サイズ：約27x18x16mm重量：約75カラット産地：Proao Mine Fresnillo Fresnillo Municipality Zacatecas Mexico1550年から採掘が始まり、銀鉱物の歴史的産地であるメキシコのプロアニョ鉱山からの貴重な古典濃紅銀鉱大結晶標本、メキシコ鉱物の世界においてその右に出る者はいないほどのメキシカンコレクションを築いた人物、1960年代から1990年代に活躍し、ツーソンショーにて数回のサムネイルケース受賞歴を持つ上の世代のトップ級コレクターであるウィリアム・デイヴィッド・パンチナー氏から引き継いだ古いコレクションで、強烈な金属光沢を透かしてまるで冷め切らない縄状溶岩のように隙間から濃紅の光が点滅し、数々の大銀山を擁するメキシコを代表できる貴金属鉱物であるルビーシルバーはなんと3センチに近いサイズに成長した得難い古典大結晶ファインサムネイル標本です。それだけでなく、パンチナー氏はサカテカス州に位置する数多く古い鉱山や露天鉱場を詳しく調査し、標本採集地として復興させた人物でもあり、現在のmindatやMineralogical Record誌が出版したメキシコ鉱物特集に書かれるサカテカス州の産地詳細はすべてパンチナー氏の著書から引用されると明記され、こちらの標本のラベルに記載されていないがパンチナー氏自身が採掘された標本の可能性が大きいです。通常では皮膜状の微細な結晶が母岩を覆う濃紅銀鉱ですが、こちらの標本は単結晶として最大級のなんと3センチに近く、手のひらに乗せると銀鉱物の特徴的なぎっしりとした重量感が感じられる75カラットに達しています。さらに団塊状や不明瞭結晶形なとして産出する場合の多い濃紅銀鉱にして非常にシャープな柱状結晶は魅力的な頂部を含め一切のダメージがなく、銀系鉱物の特徴的な内部に炎が秘めているような暗紅色を帯びる強烈な金属光沢が確認できます。そして強光源を与えると内部に宿るその炎が目覚め、強烈な金属光沢を透かしてまるで冷め切らない縄状溶岩のように結晶紋の隙間から濃紅の光が点滅し、まさにルビーシルバーの名に相応しい個体です。最も特筆すべきことは何と言ってもこの手持ちのパンチナーコレクションにおいても最大な3センチに近い無傷な柱状結晶が作った堂々たるバランスで、現在では得難い古典濃紅銀鉱の渋い大結晶ファインサムネイルコレクション個体です。パンチナーコレクションオリジナルラベル、アーケンストーンラベルともう一枚の手書きした簡易ラベルが付属致します。メキシコの中部州サカテカスはメキシコの伝統的な鉱山地域で、中部の高地に位置するサカテカスは1540年にスペインの植民地となり、後1546年に高品位の銀と鉛鉱脈が発見されました。その2年後に鉱山が正式に設立され、16世紀から19世紀まではなんと世界の銀の20%を産出した巨大銀山地域で、採掘された膨大な銀資源は当時世界の金銀複本位の通貨制度に計り知れない衝撃を与えました。特に東アジア地域は古くから銀本位を採用し、日本の場合は金貨より銀貨の価値が高い時期もありますが、メキシコやアンデス山脈などのラテンアメリカから採掘された銀資源が鋳造された銀貨として大量に流入し、最終的に日本だけでなく世界通貨としての銀の役割は20世紀初頭に完全に消滅され、貴金属製品へと変貌しました。プロアニョ鉱山はサカテカス中部都市フレスニージョの郊外に位置する地下銀鉱山で、この地域での銀の採掘の歴史は500年前の1550年に遡ることができ、サカテカスそしてメキシコ最古の鉱山の一つです。フレスニージョ地域での大規模な採掘と抽出作業は大量のシアン化物が廃棄され、かつて地域に深刻な環境公害が発生し、鉱山は1990年代から環境問題への取り組みを行い、2004年に鉱山周辺を整備した鉱山エコパークが開業しました。プロアニョ鉱山を含むフレスニージョ地域での銀採掘は世界最大の銀採掘会社であるペニョレス社が行い、鉱山の最盛期である2000年代に驚異的な年間900トンの銀を産出したが、さすがに500年近い採掘を経たプロアニョ鉱山は近年鉱石品位の低下の原因で生産量減少し、それでも2021年の銀年間産出は330トンに達しています。稼働中のプロアニョ鉱山ですが、ペニョレス社が1960年代から1996年をかけ鉱山の全持分を取得し、以降は完全な機械化採掘が行う資源鉱山に変貌したプロアニョ鉱山の標本の産出が途絶え、メキシコの代表的な古典銀系鉱物として現在の市場にめったに見かけない存在となりました。濃紅銀鉱は銀とアンチモンの硫化鉱物で、「炎の銀」に意味するギリシャ語にちなんで命名された鉱物で、淡紅銀鉱と共にルビー・シルバーと呼ばれる魅力的な貴金属鉱物です。世界中の銀山で発見されるが、皮膜状の微細な結晶の場合が多く、ドイツのザクセン州、メキシコのサカテカス州とペルーのオヨン州は立派な濃紅銀鉱大結晶の名産地として知られています。こちらの商品はプロアニョ鉱山からの貴重な古典濃紅銀鉱大結晶標本、メキシコ鉱物の世界においてその右に出る者はいないほどのメキシカンコレクションを築いた人物、1960年代から1990年代に活躍し、ツーソンショーにて数回のサムネイルケース受賞歴を持つ上の世代のトップ級コレクターであるウィリアム・デイヴィッド・パンチナー氏から引き継いだ古いコレクションで、強烈な金属光沢を透かしてまるで冷め切らない縄状溶岩のように隙間から濃紅の光が点滅し、数々の大銀山を擁するメキシコを代表できる貴金属鉱物であるルビーシルバーはなんと3センチに近いサイズに成長した得難い古典大結晶ファインサムネイル標本です。パンチナー氏は天文学を研究する学者で、鉱物の領域では特にラテンアメリカの鉱物を熟知し、1987年に著書【Minerals of Mexico】を出版しました(画像9)。それだけでなく、パンチナー氏はサカテカス州に位置する数多く古い鉱山や露天鉱場を詳しく調査し、標本採集地として復興させた人物でもあり、現在のmindatやMineralogical Record誌が出版したメキシコ鉱物特集に書かれるサカテカス州の産地詳細はすべてパンチナー氏の著書から引用されると明記され、こちらの標本のラベルに記載されていないがパンチナー氏自身が採掘された標本の可能性が大きいです(パンチナー氏のプロフィール→https://mineralogicalrecord.com/biographies_labels/pancznerwilliam/)。通常では皮膜状の微細な結晶が母岩を覆う濃紅銀鉱ですが、こちらの標本は単結晶として最大級のなんと3センチに近く、手のひらに乗せると銀鉱物の特徴的なぎっしりとした重量感が感じられる75カラットに達しています。さらに団塊状や不明瞭結晶形なとして産出する場合の多い濃紅銀鉱にして非常にシャープな柱状結晶は魅力的な頂部(画像36)を含め一切のダメージがなく、銀系鉱物の特徴的な内部に炎が秘めているような暗紅色を帯びる強烈な金属光沢(画像25)が確認できます。そして強光源を与えると内部に宿るその炎が目覚め、強烈な金属光沢を透かしてまるで冷め切らない縄状溶岩(画像8)のように結晶紋の隙間から濃紅の光が点滅し(画像1)、まさにルビーシルバーの名に相応しい個体です。最も特筆すべきことは何と言ってもこの手持ちのパンチナーコレクションにおいても最大な3センチに近い無傷な柱状結晶が作った堂々たるバランスで、現在では得難い古典濃紅銀鉱の渋い大結晶ファインサムネイルコレクション(画像7)個体です。パンチナーコレクションオリジナルラベル、アーケンストーンラベルともう一枚の手書きした簡易ラベルが付属致します。この度コレクション整理のため出品いたします、この機会をぜひお見逃しなく。注意事項※写真は白熱灯/スポットライト環境で撮影しております。※天然石のため、多少のヒビや欠け等のダメージがあります。※お使いのモニターにより写真と実物で色が異なる場合がございます。※サイズや重量に若干のズレがある場合がございます。※台座やミネラルタックは付属しません。不明点につきましては、ご購入前にご確認をお願い致します。...

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