TAMURA製『Biltrite』大型トランス搭載『KT88PP・モノーラル・パワーアンプ』完動品

TAMURA製『Biltrite』大型トランス・『F-2012』（出力トランス）、『PC-3011』（電源トランス）を搭載した、固定バイアス、AB1動作、出力70W、KT88PPモノーラル・パワーアンプ完動品の出品です。 出力管はKT88の他、6550A、KT120、KT150などに換装可能です。ただし、プレート電圧は実測DC527V、スクリーングリッド（G2=Sg）にはDC320Vが印加されています。これらDC電圧に耐え得る出力管でご検討ください。シャーシ上のKT88取り付けピッチは65mmです。従いまして出力管の外形寸法はKT150の径60mmまでは取り付け可能です。KT170は外形68mmで取り付け不可です。 本機は大西正隆（出品者）が、1995年・ラジオ技術誌6月号 に発表したサンプル機です。発表後長らく近隣のマニア氏宅で使われていたモデルが里帰りし、今回メンテナスをした上での出品です。 回路は初段に6DJ8両ユニットパラレル・抵抗負荷増幅回路、ドライバー段には内部抵抗の低い7119/E182CCを採用したムラード回路による位相反転/ドライバー回路で出力管KT88をドライブします。出力段KT88は固定バイアス・プッシュプル、無信号時のプレート電流は約60mA、AB1動作の設定です。NFBはオーバーオール約9dBと、出力トランスのカソードNF巻き線でのカソードNFとの2段マルチループNFB構成です。 音量調整器は装備されていません。外部ボリューム又はプリアンプをご使用ください。入力インピーダンスは50kΩです。パワースイッチはシャーシ背面に装備しています。 本機に使用されている主要部品と電気特性は下記のとおりです。 主要搭載部品・トランス ☆出力トランス：TAMURA・Biltrite 『F-2012』5kΩPP ☆電源トランス：TAMURA・Biltrite 『F-3011』AC450V 350mA ☆チョークコイル：TAMURA『A-4004』10H 200mA 付属する真空管（ステレオ分） ☆Mullard・6DJ8/ECC88 x2（金メッキピン） ☆Mullard・7119/E182CC x2 ☆Golden Dragon・KT88 x3 EH・KT88 x1 注）付属するKT88、GDx3本、EHx1本です。特性はほぼ同じですが、動作確認用のKT88とお考え下さい。 主な電気特性 （#1機/#2機） 注）#1機・GDとEH混在#2機・GD KT88 2本 ☆周波数特性 10Hz ・・・ -0.13/-0.24dB 20Hz ・・・ 0dB/-0.15dB 1kHz ・・・ 0dB/0dB 10kHz ・・・ 0dB/0dB 20kHz ・・・ -0.15dB/-0.16dB 50kHz ・・・ -1.03dB/-1.03dB 100kHz ・・・-3.24dB/-3.34dB ☆ひずみ率特性（出力0dB RL=8Ω） 1kHz ・・・ 0.089%/0.063% 10kHz ・・ 0.078%/0.055% 100Hz ・・ 0.097%/0.093% ☆出力（RL=8Ω F=1kHz） ひずみ率 5％時(定格出力) 66.7W/69.0W ひずみ率10％時(最大出力) 73.8W/77.6W ☆ゲイン ：28.9dB /29.0dB （at 1kHz） ☆残留ノイズ ： 0.07mV/0.07mV/ （入力ショート） ☆KT88のプレート電流60mA時のグリッドバイアス電圧 #1機：-35.4mV/-32.5mV#2機：-33.3mV/-32.6mV ☆シャーシ―及び寸法 シャーシはオールアルミ製。前面に10mm厚アルミパネル装着。サイドウッドは15mm突板光沢仕上げ 突起物を含まないシャーシ寸法 ： 約 (W)340 x (D)230 x (H)205 高さ(H)はゴム足を含むトランス天井までの高さです ☆重量： 約20.5kg・・・モノ1台分 音出しに異常はありませんでした。 本機は動作確認済み品ですが、古い物でもあり 『N/R N/C』 でお願いいたします。 発送は神奈川県からクロネコ・宅急便140サイズ・2個口（140サイズの箱2つです）でお送りします。送料はご負担ください。よろしくお願いいたします。 ...

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